8月, 2020年

カワハギ〜マルイカ

2020-08-19

久しぶりに長い盆休みでした。恒例行事の里帰りも済ませましたが、このご時世なので老いた母親には一度も顔を合わせませんでした。釣りのほうは取材を含めてすべて予定どおり。最近の天気予報は風の強さより最高気温が気になる私です。

 

6日(金曜)は三浦半島剣崎松輪港の瀬戸丸さんからカワハギ取材です。今期初の剣崎沖、これからのシーズンに向けて下見と肩慣らしも兼ねています。

 

主役はこの方。しっかり釣ってくれて取材は成功。今シーズンのカワハギは1カ月近く遅れているとは本人の弁でした。詳細は9月1日発売号にて。

 

8日(土曜)はポッカリ空いた休日。前日に予約を入れて外房大原港のA丸、午前マダイ船に駆けつけました。青森取材で余ったテンヤ、タイラバタックルを持参しましたが、これがいけなかったようです。

 

スタートは一つテンヤでしたが、どうにもうまく掛けられません。ほとんどの方が釣ったというのにいつまでたってもゼロ。そこで「伝家の宝刀」タイラバ(笑)にチェンジ。するとポンポンと5枚を釣って竿頭。ブレるのはよくありませんね、最初からタイラバで通せばもっと釣れたでしょう。それにしてもあの大ダイらしきをPE切れでバラシたのは、なんとも心残りです。

 

10日(月曜)は三浦半島剣崎松輪港の一義丸さんで行われた故北風謙一船長の追悼イサキ釣りに参加しました。船長が他界して5年目を迎えます。毎年この時期に行われているのですが、やっと参加できることになりました。

 

釣り場に着いたら御神酒を捧げ、のちに参加者8人と立川船長とで黙祷。その後釣り開始です。

 

剣崎沖が今一つだったので沖ノ瀬に移動、ここから良型イサキが釣れ始めます。全員がお土産を確保したところで早めに納竿。いや、いい釣り会でした。また来年もお誘いくださいませ。

 

港に戻って、明日の釣りのために前乗り、そのまま下田まで走ります。海水浴客か白浜周辺の込み具合は尋常ではありませんでした。

 

11日(火曜)は下田須崎港の番匠高宮丸さんからアカハタ、カサゴ狙いで出船。キンメメインの船宿ですが、新しい釣り物にもチャレンジしたいとのことで試し釣り要員として参加しました。

 

魚影はメチャクチャ濃いです。当日は試し釣りなので、あちこちのポイントを転々と探りながらの釣りでした。よい所ではまさに入れ食い、おもしろい釣りを経験させてくれました。

 

船宿ではキンメ釣りが休業の日に3人以上集まれば出船するそうです。ぜひ問い合わせてみてください。

 

12日(水曜)から帰省。朝8時に家を出ましたが、関越道は渋滞もなくスイスイ。そのまま秩父市内にある根岸家のある寺に直行。しばらく来ていなかったので、無縁仏のようになっていました。

 

母親には会わず、そのまま友人宅に行って飲んで、泊まり。まあこのご時世なので仕方ありません。

 

14日(金曜)は久しぶりの出勤、15日(土曜)はまたまた剣崎間口港のK丸さんから今期最後であろうマルイカ乗合です。当初、乗船者が少ないと聞いたのでタイラバタックルを持参しましたが、ふたを開けてみれば満船でした。

 

潮が速いのでタイラバはパス、まじめにマルイカを狙いましたが、やはり相当カンが鈍っていました。トップは20杯以上でしたが、釣果はわずか3杯。城ケ島沖に移って少しだけタイラバを落としましたが、ウンともスンとも言いませんでした。

 

さて、この後も取材がめじろ押し。20日は本誌主催「沖釣りカレッジ」カワハギ教室のお手伝い。22日、プライベートタチウオ、23日カワハギ取材と続きます。早く涼しくなってくれないと体が持ちません。

青森遠征〜フグ その2

2020-08-05

さっそくブログの続きをアップします(いつもこんなペースで更新したいもの)。

 

7月29日(水曜)は内房勝山港のM丸さんから夜ムツ乗合です。本来なら休日に行きたいのですが、ズッと先まで満船、やむなく平日に休みをとっての釣行ですが、この日も満船でした。

 

明るいうちは深場でポツポツ、暗くなってから100メートルダチに移動しますが、サバがいつも以上に元気です。そのうちにいなくなるだろうと思いましたが、納竿するまでサバに邪魔されました。その合間を縫ってダブルも2〜3回あって数をのばせましたが、ハリス切れも続出。いつも以上に型がいいのでハリスが細すぎました(6号)。次回からは8号ですね。

 

釣果は19尾でトップでしたが、ハリス切れがなければあと5〜6尾は釣れていたと思います。反省。

 

8月1日(土曜)は同じくM丸さんから、今シーズン初めてとなるマルイカ(午後釣り)です。長いことマルイカに行ってますが、シーズン終盤まで釣行しなかったのは初、たぶん所用の重なりとコロナのせいでしょう。例によってハモノ狙いのタックルも持ち込んでいます。

 

メンバーは手練ればかりでしたが、早ばやと1杯釣れて、これはいけるかもと思いました。でもその後は群れを探してのクルージングが続きます。ワタクシもその合間を縫ってタイラバを落としますが、まったく反応なし。結局、そのまま納竿時間を迎えてしまいました。内房のマルイカも一時は盛り上がりましたが、そろそろという感じかな。今シーズン、もう1回くらいチャレンジしたいけど……。

 

3日(月曜)は茨城県鹿島港のF丸さんからフグ釣りです。平日でもフグ船は2隻、人気ですね。ワタクシは型狙いのほうに乗ることになりました。くれば大型、やはりロマンがあります。

 

同行したこの方は高級ゲストを釣ってしまいました。やはり持っていますね、うらやましい〜。

 

ワタクシも型狙いの釣り場で30センチ超級を3尾、でも全部メスでした。白子もそろそろ終わりだそうです。その後数狙いのポイントで中小型をポツポツ、朝から狙っていた別船は規定数(80尾)に達したそうです。

 

ということで、盆休みまでの取材、プライベート釣行を一気に紹介しました。この後は6日に剣崎カワハギ、10日に剣崎イサキ、11日に南伊豆のハタ、マダイ、12日から帰省します。またしばらく更新が滞ると思いますが、お許しいただければと思います。

 

 

青森遠征〜フグ その1

2020-08-04

話はだいぶ前にさかのぼります。ということは更新をしていなかったというわけです。まぁサボりもありますが、その他の事情ということでお許しください。これまでの取材、プライベートを一度に放出しようと思いましたが、あまり釣行回数と写真が多いので2回に分けて紹介します。

 

青森遠征が近くなるにつれ、コロナの感染者が日に日に増えてきます。取材予定もあり、今さらキャンセルもできません。当地の船宿にも確認しましたところ、一応ウエルカムなのですが、一応気休め程度に抗体検査を受け、証明書もいただいてきました。

 

青森遠征は昨年から計画し、楽しみにしていた釣行です。詳細は間もなく発売(8月12日発売)の本誌で詳しく紹介してあります。ここでは未使用写真を中心に、軽く触れておきます。

 

7月17日(金曜)、朝一の便で羽田を出発し、9時ごろ青森空港に到着です。すぐに車で下北半島の付け根、陸奥湾内にある「浜奥内漁港」に向かいます。

 

途中、ドライブインに寄って、当地名物のホタテラーメンをいただきました(それほどの感動はありませんでした)。

 

実に素朴な港です。ここからホタテ作業船に乗っての一つテンヤマダイです。海面がマダイで真っ赤になる様、釣り堀状態を期待しての釣行でした。

 

ダイワテスター福田豊起さんも同行。いいマダイのアタリをとらえましたが……。

 

翌18日(土曜)、今度は下北半島の反対側、竜飛崎に近い三厩(みんまや)漁港から、プレジャーボート風の釣り船に乗ってのタイラバです。朝3時半集合なので、睡眠時間は2〜3時間しかありませんでした。

 

ワタクシにもなんとか1枚。初めてのアタリにうろたえて、ライフジャケットがずり落ちてます。

 

同行のハヤブサH君は最大級のマダイ、それに1.5キロ級のイナダも釣ってくれました。11時には納竿し、15時の飛行機で羽田に向かいます。あわただしい2日間でしたが、得るものはたくさんありました。また来年もチャレンジするつもりです。

 

7月末の4連休のスタートです。23日は所用で実家(秩父市)に行き、用を済ませてからそのまま飯岡に向かいます。目的はこの時期だけの高級食材、岩ガキを食べるためです。

 

そのまま飯岡に泊まって、24日(金曜)は同港のY丸さんからマダイ乗合です。ワタクシはタイラバ一本、同行の山ピーは一つテンヤ、鉄人Tさんは両刀遣い。まずは山ピーが自己記録となる4キロ級をキャッチし、大ダイ祭りが始まりました。

 

これを見たT氏はすぐに一つテンヤにチェンジ。同じく4キロ級を釣り上げました。タイラバに固執したワタクシにはアタリなし。水深30メートル、ベタ底のタナ、ゴム片には見向きもしませんでした。

 

 

この日は山ピーの独り舞台でした。2〜4キロ級を5枚は、Y丸でも久しぶりの好釣果でした。

 

25日(土曜)は東京湾の餌木タコ、めずらしくプレジャーボートからの出船です。気のあった仲間同士でのんびり釣りもいいものですが、このメンバーは釣る気満々。つられてワタクシもまじめに釣り続けました。

 

昼前までに7杯を釣りましたが船中ではスソでした。こうした釣りも乗合船と違って新鮮な感じがします。また誘って欲しいものです。

 

3連チャン釣行3日目、26日(日曜)は久比里の山下丸さんからカワハギ取材でした。朝のうちは土砂降りで気力を失いましたが、沖へ出てしばらくするとご覧のような好天となりました。

 

主役はこの2人、まあ外れはありません。期待どおり1、2フィニッシュで終わりました。詳細は8月12日発売号にて掲載します。

 

ということで、前半戦はここまでとしておきます。

コロナ禍が騒がれております現在、くれぐれも感染対策に留意して釣りを楽しんでいただければと思います。

 

 

 

 

プロフィール

(株)つり情報社代表取締役。日本釣りジャーナリスト協議会事務局長。大好きなフグ釣りが高じて、千葉県フグ処理士、神奈川県フグ包丁士取得。
仕事で週1~2回は船に乗るが、プライベートでも月2~3回は船に乗る単なる釣り好き親父。釣り以外は居酒屋、ラーメン、パチンコ、競馬好き。基本的に右投げ、左巻き。東京都葛飾区在住。

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