10月, 2013年
台風一過のカワハギ
更新が遅れて申し訳ありません(何度謝ったか)。台風のために26〜27日と4つの大会が早ばやと中止になって、何しようかと迷っていました。土曜日は家でDVD鑑賞、日曜日はなんとかなると思ったら案の定、台風一過の晴天。さっそく釣り仲間を誘って釣行しました。
土曜日は釣行メンバーと居酒屋。いささか飲み過ぎて、目が覚めたらやっぱり二日酔い、メンバーと一緒の車なので大丈夫でしたが、もし単独釣行なら無理だったでしょう。
釣行したのは金沢八景のS丸さん。カサゴ乗合で有名なところですが、数年前からカワハギ乗合もやっています。メンバーはHとYちゃん、2人とも女性であります。この日は台風後ともあって10人くらいの乗船者でした。
釣り場は第二海堡〜竹岡沖。いいナギでしたが、Hは早ばやと二日酔いと船酔いのダブルパンチでダウン。一人元気なYちゃんは開始からバリバリと釣っていきます。対してワタクシは初めのうちこそ追いついていきましたが、途中からは離されるばかり。
満を持して持参したスピニングタックルでしたが、30分もしないうち高切れでアウト。普通のタックルに戻しましたが、手は合わないわ、掛けられないわ、バラしてばかりだわでまったくいいところなし。トップはYチャンで42枚、対してワタクシは26枚と惨敗でした。
これは2人分の釣果。ワッペンもかなりいて1/3は放流したでしょう。せっかくカワハギの調子が上向いてきたのですが、ひと言で表現するとタックルが合わなかったのが敗因。宙では掛けられるのですが、オモリを底に着けると弾かれてしまうような感じでした。もう少し軟らかい竿を持ってくればと反省。
2日の土曜日、もう一度カワハギ釣りに行ってきます。DKOの決勝戦の日ですが、ワタクシはフィールドを変えて釣行するつもりです。ワタクシにとってカワハギシーズンはあとわずか、それまではこの釣りにのめり込んでみたいと思います。まだステファーノとTKBの決勝もあるし。
シケ続きの3連チャン
ひどい週末でしたね。というより、先週からシケばかりでどうにもなりません。本誌の進行もだいぶ被害を受けたようです。先週の台風のせいで金曜〜日曜日に3連チャン取材となりました。どうにか沖には出られましたが……。
18日の金曜日は大原の鈴栄丸へフグ釣りの取材です。しかし未明から強風が吹き荒れ、港口が危険なので5時半まで出船を遅らせたのでした。
いざ沖へ出てみると、波高3メートル近くあったでしょうか、釣り場に着くまでドッタンバッタン。隣の船がウネリで完全に隠れてしまうほどでした。
宮澤さんは翌日、DKOの二次予選を控えている身、そんなに飛ばしていいのかなと心配になったりもしました。詳細は11月1日発売号にて掲載します。
そのまま大原にとどまって、翌日は一つテンヤ取材の予定でしたが、この日のうちに出船中止。やむなく釣り場を東京湾に変更となりました。
一つテンヤがアジ釣りに変わって、小柴の三喜丸さんに乗船です。この日も北東風が強かったものの、アジはほぼ入れ食いで、いい取材になりました。阪本智子さん、いいキャラです。
2時前に港を出て、久比里のDKO二次予選会場に駆けつけました。すでに表彰式も終わったあとでしたが、決勝に進出した宮澤さん、Hさん、Sさんなどのほか、残念ながら予選落ちとなった方たちと軽く談笑。そのまま久里浜の旅館に宿泊して翌日に備えました。
3連チャンの最終日、20日はがまかつ主催のカワハギ釣り大会です。ワタクシは選手兼取材者という立場での参加でした。
ところが当日は北東の強風に加えて強い雨。まだ受付のころはよかったんですが……。
ワタクシが抽選で引いたのは山下丸A船の右舷トモから3番目、席として悪くはありません。初めは正直、勝ちに行くつもりでした。
最初の1時間はなんとかがんばって竿を出しました。ところが北東風17メートル、土砂降りの雨となったころから戦意喪失、3枚を釣って竿を置きました。船中では一度も竿を出さずにいた方が2人、それほどひどい天候なのでした。
11時半に全船撤収。もちろん、賞にからむまでもありません。短時間にもかかわらず船のトップは20枚、ナギの日なら楽しい釣りだったに違いありません。来年こそは、とパンツまでビショビショになった体をいたわりつつ思うのでした。
さて、今週末も台風がやってきそうですね。土曜日はDKOの決勝、勝浦のカモシ釣り大会、日曜日は釣りジェンヌのカワハギ大会、片貝のハナダイ釣り大会と4つの大会が予定されていましたが、すべて中止になりました。ワタクシも2つの大会取材を予定していましたが、オールナッシング。久しぶりに天然温泉でも行こうか、朝から飲んだくれていようか、日曜日あたり出られそうな港を探すか、今から思案中です。
日刊スポーツ金谷カワハギ釣り大会ほか
カワハギ大会が毎週のように行われています。全部出場するつもりはありませんが、お付き合いのある船宿、メーカーさんが関係する大会はできるかぎりエントリーしています。TKB,ステファーノと続いて今回は日刊スポーツのカワハギ大会です。その他の釣りと合わせて紹介します。
まず10月12日は本誌連載「ドクモ」取材で、船橋のつり滝さんにお邪魔しました。釣り物はイシモチです。
この日は南西風がかなり強い日でしたので、ベイブリッジ沖の風裏がポイント。前回の田村さんに続き、高橋沙織さんは元スッチーさんです。客室乗務員の方は釣り好きが多いのかもしれませんね。ともあれ他の釣り客への対応はさすがだと思いました。イシモチもたくさん釣れて取材は大成功。詳細は11月1日発売号にて。
3連休の2日目、13日はオフ。そこで以前から釣行したいと思っていたイイダコへ、近所の釣り仲間2人と浦安のY屋さんに行ってみました。出船の1時間半前には着いたのですが、待合所は釣り客でごった返しています。イイダコ乗合はなんと3隻、仕立1隻の4隻出しの大盛況、もちろん他のアジ、タチウオ、カワハギなども皆満船です。
連休中日の好天、まあ家でジッとしている釣りファンはいるはずありませんね。でも、こんな光景を見ていると同じ業界人としてはうれしくなってきます。
釣りのほうはポツポツと釣れてジャスト40杯。まあ満船状態でこの釣果ならいいほうでしょう。ちなみにトップは80杯オーバーでした。今期のイイダコ、あと1回くらい行ってみたいものですが……。
さて、連休最終日の14日は日刊スポーツ金谷カワハギ釣り大会です。毎年の恒例行事ともいえますが、ワタクシはこれまで1度も入賞したことがありません。数釣り勝負ですが、13センチ以下はノーカウントという、ならではの規定があるのもおもしろいところ。
この大会にはカワハギの名手が勢ぞろいすることでも知られています。ダイワのMさん、同じくブロガーのHさん、スナイパーのSさん、チームステファーノの方も何人か出場されています。例によって1号船はMさん、Hさん、Sさんが同船する脂っぽいメンバーでした。
ワタクシはいつもの1号船から2号船(2軍落ち?)、それでも名手が勢ぞろいの船でした。最近の金谷沖もワッペンが主流、先週のステファーノで味を占めていますので、そこそこ自信はありました。しかし掛かってくるのは13センチに満たないサイズばかり。結局26枚釣って、半数近く放流でした。
2号船のトップは23枚。もう少し釣り方に工夫すれば、もっと上位に食い込めたかもしれません。引き出しの少なさですね。
さて、本来は表彰式が終わったらそのまま大原へ行って泊まり、翌日はフグの取材のはずでしたが、式の最中に船長から出船中止の連絡。3連チャン釣行でヘトヘトだったので、体にはよかったかもしれません。でもその後の取材調整が大変、結局次の週末も金曜〜日曜の3連チャンとなってしまいました。
その最後、20日に自身3度目のカワハギ大会が控えています。前2日、ほどほどに釣って備えるつもりですが、フグ、マダイといずれも好きな釣り物ばかり。どうなることやら……。
ステファーノ・グランプリ勝山予選ほか
カワハギの大会ラッシュです。DKOが都合で参加できなかったので、残りの大会に全力投球する意気込みです。第1弾のTKBは無事通過、私にとっての第2弾がステファーノグランプリです。その模様を含めて後2度の釣行も紹介します。
10月5日はステファーノグランプリ勝山予選、振り分けられた船は庄○丸でした。受付後、気合を入れ引いた釣り座は右舷胴の間。いつもの通りのくじ運の悪さです。北風が強く、雨模様の朝、おまけに港前を狙う苦手のワッペン勝負とあれば、半分は諦め状態で釣りに臨みました。
苦手な釣りを克服するにあたり、前年度チャンピオンの忍とDKOチャンピオンの林さんにワッペン対策を教わりました。いずれも誘いを止めずに釣り続けることがポイントとのことでした(その他にも色いろ教えてもらいましたが、もう一度実証してから報告します)。
初めのうちはまったく釣れませんでした。隣のMさんに4枚差を付けられ、もうダメかと諦めかけたころ、急に掛かりだしたのです。明るくなって、カワハギの活性が上がってきたからだと思われます。
最後までポツポツと釣れ続き、合計22枚。この数字じゃ無理かなと思いましたが、なんと船中2位。トップは29枚でした。3位までが予選通過なので、無事決勝に進むことができました。2人のアドバイスのおかげですね。決勝は12月5日、がんばりますよ、応援よろしくです(笑)。
表彰式も無事に終わり、そのまま横須賀に走ります。安浦のK丸船長と軽く一杯(?)やって、翌日は同船宿からプライベートのタチウオ釣りです。
深場のタチウオは今期2度目、あまり得意な釣りではないので、のんびり釣るつもりでした。
やはり釣れません。右舷では7人くらい乗っていましたが、ワタクシは最後まで取り残されました。結局釣ったのは4本。トップはダントツで15本でしたが、なんとか中位まで押し上げました。
釣りが終わって、久比里まで走ります。上州屋のカワハギ大会、表彰式の取材です。
上位の入賞者が発表されてから、最後はジャンケン大会。知り合いが自転車をゲットして大喜びでした。
1日おいて、8日は大原の長福丸からヒラメ取材です。ゲストは上州屋神田店の関さん、鈴木新太郎さんです。この2人がいれば失敗するはずはありません。
もう一人、飛び入りであべなぎささんも乗船していました。賑やかな船上で、ワタクシは竿を出す余裕もありませんでしたが、取材が成功したのでオーケーです。この模様は11月1日発売号に掲載します。
さて、また週末はカワハギ大会。14日に日刊スポーツ金谷カワハギ釣り大会が控えています。その前、12日はイシモチ、15日はフグと取材攻勢。13日にプライベート釣行を入れれば4連チャンとなりますが、果たしてどうなることでしょう。イイダコ釣り、行きたいなあ。
2度目のTKBほか
9月29日は2度目のTKBでした。と言っても先週に予選通過しているので、どうしようかと思いましたが、すでに申し込みを済ませてあります。船宿さんにも悪いので、一応オープン参加というスタイルで釣行しました。その前後にあった2度の取材を含めて紹介します。
28日は金谷の勘次郎丸へアジ釣り取材でした。同行はRちゃん、今回はモデル役としてがんばってくれました。
アジはたくさん釣れました。早朝1時間くらいはカマスも狙い、これも入れ食い。いいお土産になったようです。この模様は10月15日発売号にて掲載します。
さて、29日はTKB。予約してあったのは葛西橋の第二泉水さん、去年ワタクシが予選通過した船宿です。予約殺到でこの日までに10人以上断ったとのこと、それが分かっていたらオープン参加のワタクシは乗船を遠慮したのになあ。
集まったのは20人。30%が予選通過なので上位6人まで決勝に進めます。出船前にMさんから注意事項を受ける乗船者、この中に釣り仲間が3人、知り合いが2人ほどいます。
ワタクシは先週予選落ちした2人と胴の間に並びました。これがよかったのか、ポツポツと掛かってくるのはそこそこの型。しかし数は今一つ、3枚釣らないと勝負にならないからです。とくに横に座ったH(写真右下)は終了1時間前までにワッペン2枚というていたらく。もう一人のYちゃん(写真下中央)は20センチ以上を3枚キープして、余裕綽々。
残り時間あとわずか、そこでHの仕掛けにダメもとで集魚シールを付けてやりました。するとどうでしょう、23センチと24センチが続けて釣れてしまいました。しかし残り1枚が15センチ……。
検量の結果、Yちゃんが1位、ワタクシが2位、もう一人の釣り仲間K君が4位……。ワタクシがオープン参加なので7位まで予選通過……なんとHが通ってしまいました。カワハギはわずか4枚しか釣っていないのに。
TKBはそんなどんでん返しがあるからおもしろいですね。Hの名前が呼ばれたときは、みんなで大笑いしてしまいました。ともあれ、同行の釣り仲間3人はすべて予選通過してバンバンザイでした。
10月1日は本来、DKOの予選会でした。しかし大原のヒラメ、フグ解禁などで本誌の取材が間に合わず、やむなくDKOを欠席、洲ノ崎の早川丸さんのカワハギ取材になりました。何事も仕事優先です。
メンバーは豪華、児島玲子さん、秋丸美帆さん、宮澤幸則さんです。この方たちと一緒に船に乗ることは滅多にないでしょうから。前日の食事会も楽しかったなあ。ところがこの日は朝から土砂降り。先が思いやられます。
途中から曇り、また雨、そして沖揚がりするころにはいい天気になりました。カワハギもたくさん釣れていい取材になりました。この模様も10月15日発売号に掲載しますのでお楽しみに。
さて、今週はシマノステファーノ予選、勝山大会です。DKOの優勝を逃した(笑)分、ここでがんばらないとね。
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