5月, 2011年

帰郷の目的

2011-05-30

21日は夜ムツ釣行の予定でしたが、案の定、出船中止。日曜日の予定もなしとのことで、急きょ田舎に帰ることにしました。

もちろん、目的は一人暮らしで介護を受けているお袋の様子見です。すでに80歳台中盤ですが、一部を除いて体は健康そのもので、ひと安心。

夜はもちろん、地元の友人といっぱい。いつもは「高砂ホルモン」ですが、今回は以前行ってそこそこうまかった「だんご坂ホルモン」へ行ってみました。ナンコツ、コブクロ、カシラにオリジナルの「生白」、ホルモンの生もあったので注文してみました。なかなかの味、高砂さんが込んでいる時や気分転換したい時に行ってみたらと思います。

日曜日の秩父は土砂降りでしたが、今回のもう一つの目的を遂行します。まずはミョウガの新芽(ミョウガタケともいいます)狩り、地上から10センチくらい顔を出したミョウガの収穫です。

ちょっと時期が遅かったようで、取れたのはこれだけでした。細かく刻んでそばや味噌汁の薬味にすると最高の味、ワタクシの大好物なのであります。

次は庭にあるサクランボの収穫です。実はこの木、植えてから10年以上たちますが、ほとんど結実したことがありません。それが今年はこれです。

実はこれも時期が遅すぎました。実際は写真の数倍以上実を付けていたのですが、ほとんど地面に落ちていました。もったいないけど、一人暮らしの家ですからやむを得ません。

結構甘くてちょっと酸味のある実は、果物の好きな方ならいくらでも食べられると思います。ワタクシはずぶ濡れになりながら、バケツに半分くらい取ったところでやめました。

家に帰ってからはサクランボのジャムを作ってもらい、これもなかなかの味(甘いものは苦手だけど)でした。

何もとりえのない田舎だけど、自然には恵まれています。秩父を訪れる際、連絡いただければおいしい店などをお教えしますよ。

大原イサキ

2011-05-27

25日は外房大原港のS丸さんからイサキの取材でした。同行は藤井魚聖さんです。シケと定休日で4日ぶりの出船でしたが、前評判では水温が上がっているので期待十分とのことでした。

ところが、水温の高い釣り場はイワシの群れがぎっしりで釣りになりません。やむなく北上して別のポイントで釣り始めると、今度は底潮が冷たくて食いはポツポツ。藤井さんは3尾掛けを二度披露してくれましたが、計15尾に終わりました(それでも竿頭)。

ワタクシはこの日、大釣りを予想して発泡クーラーを持参していました。富山県に住むライターさんに送ってあげようと思っていたのです。

捕らぬタヌキの何とやら、結局釣果は4尾。これじゃ送ってもしかたないので他の人にプレゼントしてしまいました。ただ、救いだったのはライターさんに何も言わなかったことです。もし事前に大口たたいていたら……。

大原の午前釣りは昼前に揚がってしまうので、帰りはいつもラーメンです。三軒屋、伝兵衛、岬ラーメンと迷いましたが、国道沿いにある新しいラーメン屋に寄ってみました。

頼んだのはとんこつ醤油ラーメン(680円)です。ところが麺硬、トッピングをすべてスルーされてしまいました。おまけに味もごく普通。よって、名前は伏せさせていただきました。

久しぶりの外れです。まあ、色いろな店に顔を出すとよくあること。でも帰り道がとても不快な気分での運転でした。

チャリティー釣り会

2011-05-23

「釣ろうぜ日本!」、震災応援フィッシングパーティー、無事に終了しました。参加者は79人、スタッフ十数名でした。昨日(22日)は風の強い日でしたが、ギリギリ出船可能ということで、参加者とスタッフは吉野屋の大型船4隻に分かれての乗船となりました。

ワタクシを含めスタッフは5時半集合。軽くミーティングをしてから受付や参加賞の袋詰め作業です。7時から受付開始のはずでしたが、その時点では半数以上の方が集まり、予定より早く開会式の始まりです。

沖藤編集長の司会で始まり、続いてメインゲストの大塚プロのあいさつ。8時10分に出船となりました。

ワタクシは……、船に乗らず船宿で待機です。他のスタッフ2人でオークションの準備や記念品の袋詰め作業を担当しました。本当はみんなと船に乗りたかったけど、緊急要員でもあるのでやむを得ません。

当日の模様は参加者のツイッターで、細かく状況が入ってきます。風はかなり強いものの、シロギスの食いはそこそこのようでひと安心。

13時に沖揚がり。14時前には帰港してすぐにオークションの始まりです。大塚プロの提供品をメインに、和竿や釣具など、どれも高価なものばかりが出品されました。

オークションではあまりの高値に途中で大塚プロがストップをかけてしまうほど。異常とも思える盛り上がりでした。

閉会式も滞りなく終わって、15時には解散となりました。無事に終わって緊張が解けたのか、ドッと疲れが出ました。

なお当日の義援金、支援物資などの詳しい集計は以下のアドレスを参照ください。http://tj-web.jp/blog/information/2011/05/23/

参加者の皆さん、スタッフの方がた、吉野屋様、本当にありがとうございます。詳細は本誌6月15日発売号に掲載しますので、ぜひともご購読のほどを。

イベントの準備

2011-05-21

この1週間は22日のチャリティー釣り会の準備に追われていました。

当初は定員50名、3隻の船をチャーターして行うつもりでしたが、15日の締め切り目前になって続々と申し込みが入り、ついに80名を超えてしまいました。大塚プロを始め、本誌ライターや小社スタッフを加えると100名近くになってしまいます。まさか天気予報を見て、というわけではないのでしょうが(幸い22日は晴天予報)、釣り人さんは意外に腰が重いということなのでなのでしょうか。

ともあれ、締め切りの2日後の18日に打ち合わせを兼ねて再び吉野屋さんを訪れました。すると、

「何人でもいいですよ、船はいくらでもありますから」と店主の吉野眞太郎さんのうれしいお言葉。さすが大手の船宿です。1隻増やして4隻での出船としていただきました。おまけに1船は最新鋭の大型船を用意してくれるとのことです。

当日は13時ごろまで釣りを楽しんでいただき、帰港してからはオークションです。大塚プロからは10点ほどの釣り用品を出品していただきました。電動リールや専用竿を始め、どれも高価なものばかり、あらかじめ参加者にはリストを渡してありますので、狙いを付けて落札を狙っている方も多いようです。

ワタクシもオークションの前座として2本の竿を提供させていただきました。売り上げはすべて義援金として日釣振を通して日本赤十字に寄付されます。

チャリティー釣り会に限らず、つり情報社としてこれまでイベントは後援や協力は何度も経験がありますが、主催したのは初めてのこと。イベント運営の苦労を身にしみて感じることができました。

今となっては明日がくるのが楽しみでもあり、怖くもありの心境です。

大原〜東京湾3連チャン釣行

2011-05-18

14日(土曜)〜15日(月曜)まで、3連チャンで釣行してきました。

まず土曜日はプライベート釣行で大原のあままさ丸、午後釣りのマダイです。この日は南風が10メートル以上吹き荒れる悪天候、乗船を少しばかり躊躇したほどです。

沖に出ると案の定、ウネリと強風、加えて2ノット以上の速潮で釣りづらいこと、釣りづらいこと。それでもマヅメ時まで我慢していました。何をって? 船酔いです。

5時を過ぎてようやく風が収まってきましたが、速潮は収まることを知りません。そのうえ、海中にはプランクトンのカスが混じり込んでいるようで、道糸にまつわりついてきます。

ワラサを掛けた方も、プランクトンがガイドを塞いでしまい、リールが巻けなくなることもあるほどでした。

期待のマヅメ時もアタリなく納竿。船中0.5キロ1枚、ワタクシはガンゾウビラメ1枚という悲しい釣果に終わりました。

そのまま大原に泊まりです。宿泊はあままさ丸の両親が経営する民宿旅館「伝九郎」です。親方とは20年以上の付き合い、ワタクシが初めて大原で船に乗ったのも親方が以前乗っていた「天野政栄丸」。昔話に花が咲いてついつい飲み過ぎてしまいました。

翌日は同港、板倉丸よりラインメーカーゴーセンの取材です。同行はみゆみゆこと田村美幸さんとの釣行取材です。みゆみゆは昨年のFショー、アングラーズアイドルの決勝まで勝ち残った方、見たことある人も多いと思います。

普段はシーバスやBバスが中心、一つテンヤは初めてだそうです。詳しい内容は次号にて掲載しますが、やはりこの方ただ者ではありません。

当初、午前釣りで帰る予定だったのですが、おもしろい、おもしろいの連発で、どうしても午後釣りも行くというのです。同行したゴーセンの担当者も困り顔、しかし彼女の熱意に負けて午後も船上の人となりました。ホント、釣りが好きなんですねえ、驚きました。

ワタクシは翌日も取材があるので、そのまま帰途につきます。もちろん、帰りはラーメンです。

色いろ迷いましたが、結局岬にある「三軒屋」に寄ってみました。オーダーしたのは「二郎風野菜そば730円」です。

二郎風とありますが、麺も脂も野菜もニンニクもすべて控えめ。もちろん、すべてトッピングで増量できますが、二郎にははるかに及びません。まあ、さっぱりした二郎だと思えばいいでしょう。写真は野菜増しですが、ワタクシにはちょっと味が薄かったようです。

翌日はドクモ取材で葛西橋の第二泉水からシロギス釣りです。

久しぶりの葛西橋です。平日にもかかわらず10人以上の釣り客が集まっていました。盛況で何よりです。ただしこの日は南風が強く、釣りにくい一日でした。

釣り場は長浦沖8メートル。浅場にもかかわらず、シロギスの食いは活発でした。ドクモの方も初めてにも関わらず、次から次へとシロギスをかけていきます。

ワタクシはこの日、前日まで使用した一つテンヤのタックルをそのまま流用。胴つき仕掛け、オモリ10号で釣りました。

このタックルを使うのは2度目。いや、おもしろいですよ〜。小さなアタリも手元にビンビン来て、初めはびっくり合わせばかり。ハリに掛けるのが難しいくらいです。

でも1時間もするとなれてきて、テンビン仕掛けの方と変わらないほどになりました。

疲れたので休み休み釣りながら50尾ほどは釣れました。トップは109尾、魚影の濃さは驚くほどです。

22日には本誌主催のチャリティー釣り会が開催されます。この日はロケハンみたいなもの。当日はきっと楽しい釣りになると確信しました。

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プロフィール

(株)つり情報社代表取締役。日本釣りジャーナリスト協議会事務局長。大好きなフグ釣りが高じて、千葉県フグ処理士、神奈川県フグ包丁士取得。
仕事で週1~2回は船に乗るが、プライベートでも月2~3回は船に乗る単なる釣り好き親父。釣り以外は居酒屋、ラーメン、パチンコ、競馬好き。基本的に右投げ、左巻き。東京都葛飾区在住。

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