6月, 2013年

バタバタの1週間

2013-06-27

あわただしい1週間でした。まず、釣りビジョンの撮影が終わった翌日の19日、先ごろ逝去された岡澤釣具店の店主、岡澤淳一郎氏の通夜に参列してきました。通夜には周辺の船宿関係者、マスコミ、親族、友人など300人近くの参列者がありました。

 

もう長い付き合いです。アオリイカ、マルイカ、カワハギ釣りでは何度も取材でお世話になりました。朝顔を出すといつもたばこをくわえ、にこやかな表情で出迎えてくれたことを思い出します。故大塚貴汪さんが最後の取材で乗船したのもこの店でした。今ごろ、天国で大塚さんと一緒に大好きなアオリイカ釣りを楽しんでいると思います。本当にお世話になりました。合掌。

 

翌20日は千葉県遊漁船連盟の総会で、千葉市の「ポートプラザチバ」へ行ってきました。たくさんの船長さんを始め、メーカー関係者などが参集し、総会→懇親会を行いました。ワタクシは会の立ち上げから欠かさず出席しているので、この集まりのおかげで多くの船長と顔なじみとなることができました。懇親会が終わると近くの居酒屋で二次会、終電が恒例となっています(笑)。

 

 

 

翌21日は13時より「日本釣りジャーナリスト協議会」の定例会。主に8月20日に行われる「親子体験釣り教室」について話し合われました。今年は平塚の庄三郎丸にて開催します。詳細は7月1日発売の本誌に掲載していますのでご覧ください。たくさんの方がたの参加をお待ちしています。

 

翌22日はシロギス釣りの取材で金沢漁港の鴨下丸さんへ行ってきました。ショートキス乗合といっても7時半から13時と時間はたっぷり。当初、竿を出す予定はありませんでしたが、時間が余ってちょっとひと振り。入れ食いとはいきませんが、良型ぞろいです。先日のプライベート釣行で味をしめたせいか没頭してしまいました。詳細はこれも7月15日発売号にて。

 

翌23日はプライベートのカワハギ釣行、内房勝山のM丸さんです。日曜日だけど、まだシーズンは早いから、と思っていたらなんと満船です。待ちきれないファンがウヨウヨいるわけです。ワタクシは朝のうちちょっと体調が悪く(いわゆる二日酔い)で中盤からペースを取り戻し、11枚でフィニッシュ。型がよかったので満足です。でもトップは26枚、まだまだですね。

 

2日空けて、26日は銚子外川港の福田丸へヒラメ取材、同行は三石忍です。釣れているせいか乗船者は18人と大盛況。ワタクシもちょこっと竿を出して2枚を釣らせていただきました。

 

さて、いよいよ29日はマルイカペアバトル。相棒は昨年と同じ三石忍で、26日のヒラメ釣行時に十分作戦を練ってきました。この大会は実に相性がよく、例年上位に食い込んでいます。今年は密かに優勝を狙っていますが、果たしてどうなることやら。

お祓い成功!?

2013-06-19

このところどこへ行っても釣れません。つい最近まで釣れていた、というのにワタクシが行くと釣れなくなります。それが何度も続いてくると周囲の方もいぶかしげに見るようになります。「そろそろお祓いでも行ったら」と口に出す方も出始めてきました。

 

15日の土曜日は金沢八景から剣崎沖のイサキ取材でした。無風、ベタナギ、午後からはかんかん照りの普通なら絶好の釣り日和ですが、この日は完全なナギ倒れでした。

 

釣れません。ワタクシは途中からなんとか1尾釣ってやろうと竿を出しましたが、ウリンボ1尾。同行のドクモさんはついに型見ずで再取材となってしまいました。つい2日前は釣り仲間が70尾以上も釣ったというのに……。

 

東北、丹後半島、プライベートのスルメイカ、ハナダイなど、まさに前日まで釣れていたのが、ワタクシが行くとピタッと止まります。これは何かに取り憑かれているに違いないと自覚し、とにかく数の釣れる釣り物に行ってみることにしました。

 

数が釣れるといえばシロギスです。16日は釣り仲間7人と浦安のYから乗合船釣行しました。人数が多かったこともあり、乗合船の2隻目は我われだけ、つまり仕立船状態。これにはうれしいやら済まないやら。

 

とはいっても、ワタクシは真剣でした。「10尾釣れなかったら釣りをやめる」宣言した都合もあり、シロギス新製品タックルと一つテンヤ竿の2本竿作戦、決死の覚悟で臨んだのであります。

 

それは杞憂に終わりました。竿入れからシロギスはバリバリと食ってきて、開始1時間で簡単にツ抜け達成。以後は遊び遊び釣って納竿までに69尾の大釣り(Sさんは109尾釣ってましたが)。やはりシロギスは裏切りません。たぶんお祓いもすんだことでしょう。

 

これは2人分のクーラーです。中型主体に24センチの大型もきて、久しぶりに釣りを満喫させていただきました。

 

この勢いで18日は釣りビジョン「関東沖釣り爆釣会」のロケに挑みます。船宿は横浜山下橋の黒川本家、マゴチ狙いです。4代目リーダーは笹木香利さんです。ワタクシは初代からすべて先生役で出演していますので、勝手知ったる番組でもあります。最近はヒラメとかマゴチとかの一発狙いの役ばかり回ってくるのが悩みの種。でも今回は魚運が付いたか、以前のままかを知るにはいいチャンスでしょう。

 

なんとか釣れました。3本バラして3本。確率はいいとは言えませんが、この結果には満足しています。

 

この模様は7月13日にオンエアだそうです。興味のある方、お暇な方、見られる環境にある方はぜひどうぞ。

 

シロギスの大釣りで一応お祓いは済んだと思っています。今度の取材は土曜日にシロギス(台風で微妙)、日曜日にプライベート釣行のチャンスがありますので、何かの釣りでもう一度魚運を試してみます。

丹後半島遠征

2013-06-13

11〜12日と日本海丹後半島へ取材に行ってきました。訪れた地区は京都府になりますが、JR京都駅から行くと車で3時間近くかかります。初めての海での釣り、とても楽しみでしたが……。その前にプライベートで釣行した模様と合わせて紹介します。

 

9日は飯岡へ一つテンヤ釣行です。当地は朝が早いので釣り仲間2人とY丸併営の宿に前乗り、ついでに一杯……のつもりが2杯、3杯とついつい飲み過ぎてしまいました。飯岡では岩ガキが旬、こんなアテを出されたら飲み過ぎもやむなしです。

 

翌日は釣り仲間8人とともに4時半出船。約1名、二日酔いでへたばっています。

 

好天、海はベタナギで絶好の釣り日和でしたが、潮が動きません。ハナダイ、マダイ合わせてツ抜けならず。それでも仲間と楽しく遊べたので十分満足でした。

 

11日は午後2時半の新幹線に乗車。JR京都駅で福知山線に乗り換えて亀岡駅下車。6時にはホテルに着いてしまいました。同行のカメラマンTと亀岡の街を探索しましたが、1軒目に入った店は失敗でした。卵焼き、ブリカマ、鶏の唐揚げじゃ東京と変わりません。さっさと出て2軒目に。

 

駅の近くにあった定食屋らしき店、「はっとり食堂」が当たりでした。アマダイの若狭焼き、鯖寿司など、ご当地メニューがたっぷり。このほか牡蛎の塩から、エレベーター(揚げのおろし乗せ、上げ下ろしのジョーク)が美味でした。何かの縁で行く機会がありましたらどうぞ(たぶんいないだろうけど)。

 

翌日は7時半に現地の釣り名人がホテルに迎えに来てくれました。亀岡から2時間のドライブで丹後半島の先端にある間人(たいざ)港に到着。乗船するのは梅垣丸という船です。ここは間人蟹(たいざがに)のブランドを持つズワイガニの産地。でも今は当然ながらオフシーズンで食べらずじまい。残念だったなあ。

 

東京は台風の影響で雨だと聞きましたが、丹後半島は晴天ベタナギ、気温約30度の猛暑日でした。

 

狙いはマダイ。10時半に出船して午後4時まで。なんとか取材になってひと安心です。ワタクシは1時間ほど竿を出してハナダイ1枚でした、情けな。

 

4時半に港を出て、帰りはJR福知山駅まで車。そこから福知山線→JR京都駅→JR東京駅というコースで帰ってきました。自宅に着いたのは11時半過ぎ、そんなに激しい運動はしていないけど、暑さにまいったという一日でした。今現在、グッタリで仕事になりませんわ。

 

あわただしかった1週間

2013-06-08

青森から帰ってきてバタバタした日が続き、更新もままなりませんでした。相変わらずの釣り三昧、ということで駆け足でご報告します。

 

29日(水曜)は日本釣振興会の総会、ワタクシは懇親会から出席。公益財団法人ですので、国会議員さんも多数駆けつけました。麻生さんは名誉会長でもありますから、わずかな時間ですがスピーチをいただきました。この方のトークは本当におもしろいです。政治記者がいたらヤバかったかも。

 

翌30日(木曜)は去る25日に逝去された上州屋社長鈴木健児氏の通夜、西浅草の東本願寺にてより行われました。親族を始め、業界関係者多数が参列されました。後日改めてお別れの会が行われるそうです。かなり以前のことですが、社長とマイクを奪い合ってカラオケ合戦したことが思い出されます。合掌。

 

本来は30日の予定だった取材がシケのため、31日(金曜)に延期されました。場所は葉山芝崎港の五エム丸さんでのムギ、マルイカで、ご覧のような美女に囲まれての釣り。ワタクシは1時間ほど竿を出して3杯のムギイカを釣らせていただきました。この模様は6月15日発売号に掲載されます、お楽しみに。

 

2日(日曜)は九十九里片貝でアジ釣り大会が開催される予定でしたが、雨風予報で前日に中止が伝えられました。ワタクシも取材で行くはずでしたが、急にポッカリ空いてしまったので、急遽勝山港のM丸にマルイカ釣行、予報を裏切って当日はこんないい天気でした。ただしイカの乗りは今一つでマルイカ5杯、ムギ2杯に終わりました。

 

3日(月曜)は銚子外川港からヒラメ取材でした。いつもなら何枚かの写真は撮っているのですが、当日に限って専門のカメラマンがいたので、1枚も撮らずじまい。ということで写真はありません。釣果は今一つでいたが、なんとか取材にはなりました。

 

翌日はすぐ近くの飯岡港から同じくヒラメ取材、ということでそのまま飯岡の民宿に1泊します。この時期の飯岡名物は岩ガキと生シラス、たっぷりと堪能させていただきました。

 

この日は飯岡港の第一進丸さんからの出船です。平日でも賑やかで、ほぼ満船。ワタクシはこの日も監視役で一度も竿は出しませんでした。天気もよく、大型ヒラメも釣れて取材は大成功。でもこんな時こそフラスタレーションはたまるものですね。今度はプライベートで行かなくちゃ。

 

あわただしい1週間でした。来週には若狭湾のマダイ取材も控えてますが、たぶん竿は出せないでしょう。ということで明日は完全プライベートで釣行してきます。結果は次回。

 

 

 

 

プロフィール

(株)つり情報社代表取締役。日本釣りジャーナリスト協議会事務局長。大好きなフグ釣りが高じて、千葉県フグ処理士、神奈川県フグ包丁士取得。
仕事で週1~2回は船に乗るが、プライベートでも月2~3回は船に乗る単なる釣り好き親父。釣り以外は居酒屋、ラーメン、パチンコ、競馬好き。基本的に右投げ、左巻き。東京都葛飾区在住。

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