ツイてない釣り、2回も
1日に新安浦のメバル、4日に大原のヒラメと釣行を重ねました。いずれも釣果的にはよかったのですが、ツイてないというか、ドジを踏んでしまいました。
まずは1日、横須賀新安浦の義和丸から解禁サビキメバルの取材です。今回はなんと息子も同行、親子で釣りなんて久しぶりのことです。
さすが解禁日、メバルはとてもよく釣れました。詳細は3月15日発売号にて掲載しますのでお楽しみに。
ところが、であります。写真に写っている竿とリールを、ワタクシの不注意で海に奉納してしまいました。竿は関東ではほとんど販売していない、瀬戸内海のメバル用3メートルの中通しロッド。完全胴調子なので食い込みがよく、仕掛けの長いサビキにはピッタリ、メバルやイシモチ、そしてアオリイカのシャクリ用には糸がらみもなく、もう5,6年は使ってとても重宝している竿。これがないと困るんです。そしてもう一つがカワハギで使っているD社の小型両軸、オプションのハンドルだけで1.5万もしたのに……。ツイていないというより、ドジを踏んだというのが正解でしょう。
4日は外房大原で行われたヒラメ釣り大会です。この手の取材はあえて乗船する必要はなく、表彰式のみ行けばいいんですが、どうせなら選手として参加したほうがおもしろい、ということで極力乗船するようにしています。つまり出船前と後が仕事、乗船中はプライベートというわけです。
乗船したのはT丸さん。抽選で引き当てた釣り座はなんと左舷大ドモ。めったにない幸運ですが、片舷流しの釣りではあまり関係ないようです。勝敗は釣り上げたヒラメ最大1枚の重量にて決まります。
この日は大シケだっだけど、なぜか絶好調。船中1枚目、続いて早掛け賞のかかった2流し目でも船中2枚目を上げ、いきなりの優勝候補。
でも、それっきりでした。エサもかじられないていたらくで、以後はまったくの音なし。後からポツポツと釣れ上がるヒラメのサイズばかりが気になります。で、10時半の納竿時間。
港に戻ってさっそく検量。全長では勝っています。船中優勝かと思ったら、最後に検量した方のヒラメがヤケに太っていて、結局10グラム差で2位。大会は船中のトップのみが表彰されます、つまり2位以下はカス、つまりワタクシもカスとなってしまったのです。ああ、ツイてない、水でも飲ませておけばよかったか。
表彰式も無事終わり、そのまま帰ればいいものを司会を担当した忍と某宿のおかみさんと打ち上げをしようということになりました。初めは3人で飲むはずでしたが、あの人もあの人も呼ぼうということで、スタートはこぢんまり、5人となります。
5時半から飲み始めて7時ごろになったころ、見慣れた人が個室に入ってきます。同じ大原のU丸とH丸の船長です。同じ居酒屋の別室で飲んでいたようです。どうせなら一緒に飲もうということになり、合流するとそこには大原港の船長がたくさん。これは偉いことになってしまいました。
あとはご想像におまかせします。大原は翌日が定休日、ここぞとばかり船長たちは飲むわ飲むわ、F丸船長などは一度に焼酎ボトル5本も頼んでます。ワタクシは翌日仕事ですよ。
なんだかんだで宿に戻ったのは1時近く、そのままバタンです。6時に起きて渋滞を切り抜けながら自宅に戻り、そのまま出社。あまり仕事にならなかったのは言うまでもありません。
それでも、初めて酒席をともにする船長も何人かいて、それはそれは楽い一夜でした。普段はあんなに静かな船長が飲むと人が変わる、というケースもたくさんありました。今度乗船したとき、からかってやりますよ。
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