名手の竿
三浦半島葉山のT丸に通う柏崎健一さんという名前は、マルイカファンならご存じかと思います。ほとんどの船がトップ30〜40杯台という日に、柏崎さんが140杯台(2番手30杯台)のスコアを出してダントツの釣果を上げたニュースは、広くファンの間に流れました。ワタクシはかつてスルメイカで取材経験があり、その後も何度か船上でお会いしたこともあります。ヤリイカ、スルメイカはもちろん、最近はカワハギや一つテンヤまでこなしていますが、何を釣っても人一倍釣る釣り上手な方です。とくにヤリイカ、スルメイカ、マルイカに関してはトップクラスの腕を持つ方といえます。
去年の秋、長井のM丸のカワハギ乗合で偶然お会いしたとき、いつの間にやらマルイカ談議となり、話が進むうちに「マルイカの竿を作ってあげますから一度使ってみてください」と言われたのです。柏崎さんは竿作りが趣味でもあるのです。
実は次号(4月1日発売号)で柏崎さんのマルイカ釣りを密着取材しています。担当したのはワタクシではないのですが、同行の編集部Oが受け取って来てくれました。もちろん、竿のことはすっかり忘却の彼方だったワタクシだけに、さっそく電話でお礼を言いましたが、竿袋を開けてびっくり。
それがこの写真です。手元はなんとカワハギ竿、穂先は……。いただいたのはいいのですが、柏崎流の釣り方ができるのかが問題。とりあえず週末、どこかへ行って試してみようと思いますが、はてさてどんな結果となるか。
ともあれ次号は柏崎流テクニックをすべて公開、マルイカファンは必見、必読の内容です。間もなく発売、お楽しみに。
nao | 2015.03.24 16:55
以前テンヤでお会いした時はクロダイのヘチ竿風のを使われてました。
もちろん竿頭。
根岸 伸之 | 2015.03.24 17:01
nao様
コメントありがとうございます。
ウ〜ン、なんとも……。ともあれ、詳細は次号を。