一人飯岡→ヒラメ取材

2010-10-28

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富津での釣りが終わって、そのまま飯岡に向けてドライブ。でも、心は中は晴れません。なぜなら天気予報が悪いからです。船長の応対はとりあえず、来てみれば、とのことでした。でも、この日を外したらもう取材日がないのよね。

夕方飯岡に着いて、船宿併営の民宿「浜ゆう」に入ります。ここの夕食は豪華、その中でも変わったものを紹介します。

写真左はなんと、アカエイの空揚げ。始めはカレイだと思いました。エンガワ部分だけを揚げてあるのですが、骨まですべて食べられます。右側はオニカサゴの丸煮、全長30センチくらいあります。いずれも美味でありました。

酒の飲めない船長と二人、だらだらと夜遅くまで釣り談議。色いろとおもしろい話を聞かせていただきました。

Th_dsc_0005 さて、翌日です。予報は9時過ぎまで大雨、のち南の強風です。3時半に起床してみると、雨はすっかりあがっています。船長は雨のあとは南風が強くなる可能性があると言っています。

とりあえず5時に出船。多少のウネリはあるものの、釣りにはまったく影響ありません。雨はすっかりあがり、風が吹いてくることを心配しましたが、その気配すらありません。

結局、雨は納竿まで一滴も降らず、快適な釣りを楽しむことができました。気象庁の嘘つきであります。どれほどの船宿が被害を受けたことでしょう。飯岡の船もほとんど休船、出船した船もスカスカでありました。

期待どおりヒラメの食いもまずまず、何よりワタクシは途中から竿を出したにもかかわらず、ビッグなプレゼントをいただきました。

置き竿でボーッとしていると、突然竿がひったくられました。竿を手に取り、ヤリトリの体勢に入ると、ジーッとドラグが鳴って道糸が引き出されます。大ビラメにしては引きが強いし、青物にしてはそれほど走りません。船長も首を傾げています。

少し巻いてはグングングンと糸が出されます。ハリスは6号、それほど無理はできません。まあなんでもいいやと、まだ見ぬ相手と楽しいヤリトリを続けます。

10分はかからなかったでしょう。ユラユラと上がってきたのは白っぽい魚体、なんとマダイです。帰港後に測ってみたら、なんと6キロもありました。もちろん、自己記録。でもヒラメ仕掛けにきたのだから、素直には喜べません。

写真は省略、11月15日発売号に掲載しますが、主役はヒラメなのでページの片隅に小さく載ることになります。半信半疑で訪れた飯岡取材、この日はワタクシにとって忘れられない日となるでしょう。


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プロフィール

(株)つり情報社代表取締役。日本釣りジャーナリスト協議会事務局長。大好きなフグ釣りが高じて、千葉県フグ処理士、神奈川県フグ包丁士取得。
仕事で週1~2回は船に乗るが、プライベートでも月2~3回は船に乗る単なる釣り好き親父。釣り以外は居酒屋、ラーメン、パチンコ、競馬好き。基本的に右投げ、左巻き。東京都葛飾区在住。

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