マル、タチ、ヒラメ大会
なんとか天気も落ち着いて釣行の機会も増えてきたと思います。でもまだまだ寒いですね、朝起きて車に乗って外気温計を見て、0度に近いとガッカリします。ワタクシは27日(木曜)取材、1日プライベート、2日ヒラメ大会のスケジュールで釣行してきました。
27日は小湊の小沢丸からマルイカの取材です。この日は強い南風、ウネリ、曇天で条件は今一つでした。ワタクシは中盤から竿を出しましたが、ムギ、マル、ヤリ交じりで7杯。でも同行のMさんが39杯釣ってくれたので取材は成功。詳細は3月15日発売号にて。
1日(土曜)は内房のK丸から総勢7人でタチウオです。ただ今の釣り場は久里浜沖のタナ130メートル前後の深場、たぶんワタクシにとって今期最後のタチウオ釣りにふさわしい釣り場です。
隣のHはパカパカ釣るのに、ワタクシはちっとも釣れません。12時までなんと船中唯一のオデコ、本当に心が折れました。ところが潮向きが変わった昼ごろからうまく掛かるようになって最後は7本、トップHの14本はダントツでワタクシは2番手まで追い上げました。釣りとは分からないものですなあ。
ちなみに上の写真は船長がトイレ中、代わりに舵を握ったショット。こんなことしてるようじゃ釣れまへんわな。
翌日は大原のヒラメ釣り大会です。乗船したのは同港のH丸。ダイワの宮澤さん、長沢さん、福ちゃん、ブチさんと左舷ミヨシに並んで席を取ります。この日は北東風、雨、ウネリと寒くて釣りづらい一日でした。
しかしながらヒラメの食いはよく、当船でも2〜3キロ級が数枚、他船でも4キロ、5キロという景気のいい無線が入ってきます。ワタクシはソゲを1枚釣った後、とてつもないドラマがやってきました。アタリを感じて竿を立てると、初めは根掛かりと思いましたが、徐々に上がってくるではありませんか。
ヌメーッという重量感の後に、突然ゴンゴンという強い引き。硬めに設定してあるドラグがジーッと引き出されます。引きが弱まったら巻きに入りますが、少しするとまたジーッ、です。デカイと感じたのはワタクシだけではないようで、周りの方、船長までが横についてヤリトリを見守ります。
しかしながら嫌な予感もよぎります。「サメかなあ」と言うと「上げてみないと分からないよ」と船長。内心大ビラメじゃないかと思い、慎重にヤリトリしますが、何度目かの引きでフワッ、テンションが消えてしまいました。上げてみると、ハリス切れではなくハリ外れ。「サメだったら上がってきたはず、皮1枚に掛かってきたのかもなあ」と船長が嫌なお言葉。あれがもしヒラメだったら間違いなく5キロ、いやもっとあったでしょう。ガックリ!
で、それ以後は精彩を欠き、ソゲ1枚を追加したところで寒くて、気持ち悪くて我慢できずギブアップ、暖房の効いたキャビンに入ろうとしたら……。11時半に終了。船中トップは3キロ級を釣った長沢さんでした。
港に着いてから昼食、ジャンケン大会、表彰式が行われました。でもこのころのワタクシは足をひきずり、これからやってくるだろう苦悩におびえておりました。詳しくは次回。
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