カワハギ大会〜告別式

2019-01-16

バタバタした1週間でした。3連休はプライベート釣行の予定もあったのですが、思わぬ訃報が入り、遠慮させていただきました。

 

6日(日曜)は剣崎松輪港の一義丸さんのカワハギ大会に参加させていただきました。私にとっては今シーズン最後の大会参加、もしかするとプライベートのカワハギ釣行も最後となるかもしれません。寒い日でしたが、やる気は十分でした。

 

抽選で引いたのは右舷胴の間、大会は3枚の重量がメインで最大魚や数釣り賞も用意されています。北風が強かったので、この日の釣り場は城ヶ島沖となりました。

 

案の定、アタリは遠く、いつまでたってもエサが残ったまま。納竿の13時半までに2枚しか釣れませんでした。もちろん、賞に絡むはずはなく、参加賞の野菜の詰め合わせ(これがグッド)をいただいたのみ。これはもう一回行かないとかも。

 

11日(金曜)はご覧の皆様と外房大原港のつる丸さんからヒラメ取材です。前乗りして睡眠時間をたっぷりとっての乗船です。

 

ヒラメの食いは今一つでしたが、全員が型を見て取材は大成功。ただしワタクシは釣ったり釣らなかったりでゼロ、というか体力温存のためです。

 

11時半に沖揚がりして、すぐにタックル交換。皆さんにあいさつをする間もなく午後釣りに乗船しました。もちろん狙いは大ダイです。

 

15時ごろ、5メートルも巻き上げたところでひときわ大きいアタリが到来しました。掛けたとたんドラグがジージー、穂先がガクンガクンとたたかれています。これぞまさしく大ダイと確信してヤリトリを始めましたが……。

 

10メートルも巻き上げたところで、突然テンションが抜けます。「あ〜ッ」と声を出したのはタモを構えていた船長。ワタクシは声も出ません。巻き上げてみると、なんとPE切れ。ハリ外れではなく高切れだったんです。

 

思い起こすと、先日マルイカ船でマダイを釣ったとき、サバフグにタイラバをズタズタにされていました。たぶん、その時にPEを傷つけられたんだと思います。あ〜ちゃんと点検しておけばよかったと思っても後の祭り。言えるのはあの3キロ級より確実に重かったこと、もしかしたら自己記録だったかも、悔やんでも悔やみきれません。

 

で、肝心のマダイはオデコ。代わりにハタを5尾釣りましたが、悔しさが先行して少しもうれしくありませんでした。

 

3連休の中日13日(日曜)は三浦半島久比里の山下丸さんからこの方のカワハギ取材です。ある程度写真を撮ったところでワタクシも竿を出しましたが、納竿までに5枚。

 

剣崎沖は型がよいので釣ってはおもしろいです。主役は9枚で竿頭、5枚も釣れれば十分でした。ヒラメの模様と合わせて、2月1日発売号に掲載します。

 

3時ごろ帰港し、急いで車を走らせ富津市の斎場に向かいます。すでに前日、三石忍の御母堂が他界されたとの報を受けていたからです。

 

ワタクシも御母堂とは友人に近い関係でした。ほめ言葉はいくつもありますが、かわいくてお人好しで笑顔の絶えない方でした。三石忍は喪主という大役を気丈に勤め上げておりましたが、この後が気になるところ。ワタクシはできる限りサポートするのが役目だと思っております。

 

13日通夜、15日にご回向〜火葬。通夜には親族のほか船長、友人などもたくさん詰めかけ、本人が望んだとおり賑やかな夜となりました。ワタクシは15日までお付き合いし、最後の分かれを告げて火葬場をあとにしました。

 

いずれ本人からなんらかの報告があると思いますので、これ以上は控えておきますが、忍は18日からのフィッシングショーに3日間詰めていますので、もし会われたら何かひと言声をかけてやっていただければと思います。ともあれ、合掌。


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プロフィール

(株)つり情報社代表取締役。日本釣りジャーナリスト協議会事務局長。大好きなフグ釣りが高じて、千葉県フグ処理士、神奈川県フグ包丁士取得。
仕事で週1~2回は船に乗るが、プライベートでも月2~3回は船に乗る単なる釣り好き親父。釣り以外は居酒屋、ラーメン、パチンコ、競馬好き。基本的に右投げ、左巻き。東京都葛飾区在住。

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