1月 10th, 2011年
連休は釣り三昧
3連休です。休み前に本誌も校了したので、この3日間なにも仕事はありません。ということはプライベートで釣りに行くか飲み続けるかのどちらかでしょう。
まず8日は久しぶりに一つテンヤに行ってみることにしました。同行は本誌でもおなじみ、付き合いのいい三石忍、港は外房大原のF丸さんです。午前便は9名で、このところ好調な太東沖かと思ったら、あにはからんや船は岩船沖へ。周囲にほとんど船はいませんが、探見丸の魚探にはイワシの群れがバッチリです。
これはイケる、と思ったのですが、上がってくるのは小型ばかり。どうもまだイワシの群れにマダイが着いていないようです。水温も急降下して15度台しかないと船長がボヤいています。
結局、船中ではキロ以下を中心にいい人で4枚くらい。ワタクシにいたっては放流サイズのみという貧果に終わってしまいました。ついでに大切に使っていた一つテンヤ用の竿の穂先を折ってしまいガックリ。ライン切れも2回で、完全に戦意喪失。
「午後も乗ろうよ」と忍ちゃん。完全に釣る気も失せていましたが、彼女の強引な誘惑に負けて午後船にも乗ることにしました。
港に戻って弁当をかっ込み、総勢10人で出船です。このころから海は落ち着いてきて、冬の大原には珍しく、無風ベタナギ状態です。気持ちよいクルージングで、今度は太東沖の大根まで足をのばします。
スタートからマダイの食いは順調でした。0.5キロ前後が多いものの、午前に比べれば雲泥の差です。そしてこの日、愛用のスピニングに初めてドラグを鳴らす良型が掛かってくれました。1.5キロ級ですが、今までの厄を払ってくれた会心の1枚でした。
5時半に納竿。サイズも午前よりややアップして、忍ちゃんもワタクシも7〜8枚は釣って大満足の帰港となりました。誘ってくれた忍ちゃんに感謝です。それでも約12時間も船の乗っていると、さすがに疲れます。自宅に帰ったのは9時近く、翌日はゆっくり寝ていようかなと思ったのですが……。
例によって早起きしたらいい天気。また釣りの虫がうずいてしまいました。勝山のM丸に連絡したら、風が強いけどなんとか出られるでしょうとのこと。すぐに支度を整え、勝山港へ向かってゴーです。
この日は西風が強く、午前船も出船したのはカワハギのみ。午後船も同様です。集まった釣り客は20人以上、大型の1号船はほぼ満席、ワタクシは左舷ミヨシよりに座ります。13時半に港を出て冨浦沖に向かいますが、ものすごいウネリ、まるで台風状態。これじゃ釣りにならんと、船は港近くの静かなポイントを選んでスタート合図。
それでもウネリは2メートル近く、釣りになるのかなあ、と思ったら1投目からアタリがきて18センチがごあいさつ。なんとそれから3連釣で、一躍トップに躍り出ました。
一時的に食いは渋りましたが、海は徐々にないできます。最後は浮島の南側で5時まで釣ってワタクシは11枚と少ないながら竿頭。満足できる釣りでした。
沖揚がりして、予定どおりM丸親方と常連さんたちと宴会です。実はこれが本命で、釣りはあくまでおまけだったのです。
店は岩井にある「みやけ」です。ここの親方は某有名鮨屋さんの板長が独立して開業した店で、味のよさには定評があります。おすすめは「白菜巻き」。真ん中にネギトロ、海苔の代わりに白菜が巻いてある巻き寿司の一種です。
その他、地元で取れた魚介類などをつまみに、ドンドン酒が進みます。話題はもっぱら釣りの話。途中で同宿のK船長、仲乗りのA君も参加し、大宴会に。ついに焼鳥屋で2次会まで進み、皆さんいい気分で10時過ぎに解散となりました。
ワタクシはそのまま勝山泊まり。歳のせいか、5時前に起きてしまったので船着き場まで行き、皆さんのお見送り。イカ船2隻にカワハギ船1隻が賑やかに港を離れた後、家路につきました。
結構ハードな2日間でしたが、不思議と疲れは残っていません。好きなことやってれば当然ですよね。さあ、これから明日のフラッシャー五目→アマダイのリレー釣りの準備しないと。
最近のコメント